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FT-991AMのスピーカに無停電電源を組み込む


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 FT-991AMの外付スピーカにリチウムイオン電池を使用した無停電電源装置を組み込むプロジェクトです(2019/12/30追加) 991についてはこちらもご覧ください

 






FT-991AMupsは筐体が変わるだけでIC-9700upsに同じです

FT-991A用外部スピーカの中FT-991A用外部スピーカの中

 スピーカケースの寸法が異なるため、バッテリーパックの組み立て方とDC-DCコンバータの実装方法が若干異なります。IC-9700のスピーカ(左)とFT-991Aのスピーカ(右)を比較すると両者の考え方の違いが良くわかります。



DCコンとバッテリーユニットのデザイン

電圧計ユニットの中身

 ケースの寸法が背が低く横に長いので、DCコンとバッテリーパックは横置きになります。IC-9700ではスピーカエンクロージャを外す必要がありましたがFT-991Aでは不要です。

FT-991AMupsのリアパネル

FT-991AMupsのリアパネル

 FT-991AMupsのリアパネルの表示は、日本語の大きめな文字にしました。格好はイマイチですが、私のような年寄りには優しい?!Hi 左上が専用充電器を接続するコネクタ。その下のRCAジャックはオリジナルのままのスピーカコネクタ、その下はFT-991AMに接続する電源出力ケーブルです。中央上部は、デジタル電圧計を接続するためのコネクタです。

スピーカ前面パネルの電源表示のLEDはバッテリー残量警告灯を兼ねています。

 スピーカ前面パネルの電源表示のLEDはバッテリー残量警告灯を兼ねていて、電源が動作していてもバッテリー電圧が低下すると、LEDは消灯するようにしてあります。その様子を動画でご覧ください。 ※任意の電圧で消灯させるのはツェナーダイオードの電圧を選ぶことにより実現しています。

FT-991AMups+バッテリー電圧計

FT-991AMups+バッテリー電圧計

 FT-991AMupsのリアパネルにバッテリー電圧計(オプション)を装着、電圧表示ユニットは回転させてリアパネルの後ろに隠すことができます。バッテリー電圧が10.2Vなので、正面 YAESU ロゴ下、パンチングメタル内の青色LEDパイロットランプはまだ点灯しています。

【Tips】

 電圧計を接続するコネクタからは 1A くらいなら12Vを取り出すこともできるように配慮しました。バッテリーとの間には安全に配慮してリセッタブルヒューズを入れてあります