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【 DC-DCコンバータと保護基板】
写真上がDC-DCコンバータ、写真中が保護基板、写真下がバッテリーです。
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【 DC-DCコンバータについて 】
ネットで入手した格安の12V to 13.8V DC-DCコンバータユニットです。 スペック上ではDC12(9V-12V)転13.8V 18A 248W となっています。アマチュア無線家のモービル50W機運用のレビューも悪くないようです。
バッテリー電圧は、満充電時には12.6Vほど、シャットダウン時は9Vほどになりますが、このDCコンが頑張って13.8Vを供給してくれます。(FM 50W送信で実用になることを確かめました。)
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【 使用DCコンV-I特性 】
DC電源装置と電子負荷にて、このDCコンの負荷特性を簡易計測してみました。(測定系の中には、接続に使用した50cm程度のクリップコードが4本含まれています。DCコンの入出力にはコンデンサ等は付加していません。)短時間の測定では、DCコン本体の温度上昇はほとんど見られませんでした。ノイズについては、次ページで確認・対策しています。
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 |
【 バッテリー保護基板 】
ジャンク箱にあった大電流対応の3S用保護基板を使用しました。電流は20A以上流せます。同じようなものがネットでも入手可能です。過充電・過放電・過電流・短絡からバッテリーを保護します。充電時はバッテリーパックに内蔵したサーミスタを使って充電器側からバッテリー温度を監視しながら急速充電を行います。バッテリー業界では、3Sはバッテリーを3本直列接続にすることを意味します。ここで使用しているバッテリーパックは3S6P(3直6並列)です |
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【 Li-ion 3S用 急速充電器 】
3S用急速充電器は、Shop6502取扱いの スマートリチウムイオン電池充電器 Model RL03-20YO を使用しています。 充電電流は2Aですので、本バッテリを充電するのに12時間かかります。充電時はバッテリーパックに内蔵したサーミスタを使って充電器側からバッテリー温度を監視しながら充電電圧・電流をコントロールしながら急速充電を行います。 |
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【 FT-991A側の電源コネクタ 】
日圧製、VLP-04V、 SVF81T-P2.0(AWG12用ピン)
このコネクタは、FT-991,FTDX-1200,FTDX-3000共通仕様のようです。
iCOMでは、IC-7600、IC-7410、IC-7300、IC-7200、IC-7100、IC-9100も
コネクタ、ピン配列(極性)が八重洲と同じです。(FT-991AとIC-7600での確認)
コネクタは安価なのですが、純正の圧着工具は、3万~6万ほどします。安価な汎用圧着工具で不完全な圧着をするくらいなら、半田付けのほうが良いと思います。但し、この場合は熱で端子のばね性が失われないよう放熱に配慮して作業すべきでしょう。もちろんケーブルもピン指定のAWG12を使用して純正の圧着工具を使用するが仕上がりも均一でしょうが、滅多に使うことの無い専用工具に6万は辛い! |
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【 SP-10側のコネクタ 】
左上が、専用充電器接続用(充電器の付属品として入手)
左中はSP-10オリジナルのスピーカ端子(RCAジャック)
左下が13.8V出力端子です。(DIGIKEYにて購入)
この出力端子は、小さいながら1ピンあたり10A (4Pあるので仕様上は20A)流せ、ワンタッチで着脱可能です。 2019.12追記:コネクタ及びケーブルは後日変更しています。 |