Wrist position alaramの製作
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「手で顏周りを触れない」は最重要課題
Web情報によると、手で顏周り、口・鼻、目を触れる回数は平均1時間に20回と言われています。医療関係者のトレーニングでは、肩から上に手を上げないようにする訓練もあると聞いています。私も横浜から秋葉原へJRで向かったときに、実際に手で顔の周りに触らないようにしてみましたが、これは今の状態では無理という結論に達しました。相当の訓練を積まない限りこれは絶対に不可能です。そこで手を顔に近づけたときに注意を促すリストバンドを製作ました。
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Wrist position alaramの製作に必要な部品
Wrist position alaramの工作(穴あけと接着)
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【 ケースにベルクロを通す穴加工 】
小型のプラケースにベルクロを通す角穴が必要です。1.5㎜のドリルで穴を数個あけて繋ぎ精密ヤスリで仕上げます。ベルクロの固定は得意のホットボンド、ベルトは抜け止めにステプラーを一発!振動スイッチや電池ケースはホットボンドか接着剤で固定します。私は電源スイッチに小型のスライドスイッチをつけましたが、動作していなければ電池は食いませんので無くてもOKです。
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Wrist position alaramの試作完成状態
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【 部品の固定は接着剤で 】
左のホットメルトで小型のスライドスイッチを固定しています。振動モータや2032バッテリーもホットメルトで固定しています。手首が肘よりも上がった時に振動モータが動作して警告を発します。もっと小型化も出来そうですが試作品なのでこれまで!
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【Tips】感染経路が不明っておかしくありませんか?
【 全部が判らなくても、明らかな事 】 メディアでは、「感染経路不明が増えています」と言っていますが、私の意見ではそれは間違いです。感染経路は自分の手です。「コロナ移すぞおじさん」と至近距離接した人が感染せず、おじさんがいた椅子座った女性が感染したことから、感染経路は、陽性者の身体(手)から椅子を経由して、女性の手に、そして手から顔(口・鼻)を経由してウィルスは体内に侵入したと見ています。よって不明なのは、罹患した人がどの場所でウィルスを手に付着させたかであって、完成経路の中には「手」含まれます。マスクや防護服を着用しても罹患を防ぎきれないのは、手で、顔(マスク内側を含めて)に触れるからだと考えています。顔の他に気を付ける場所と部位はもう一つあります。トイレに入るときは下着内側にも触れないようにして、用を足す前によく手を洗うこと!(手が真っ黒に汚れていると思ってしっかり洗うことにしましょう)
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【 3月20日までの情報から 】
報道では、3つの密(密閉空間、密集場所、密接場面)を避けるよう国や各都道府県の知事などからメッセージがでています。確かに感染拡大を防ぐには正しいのですが、個人のスキルとして大事な事が抜けているように思います。駅の階段の手すりだけでなく、誰もいない公園のベンチに付着していたウィルスを自分の手で口や鼻、目などに運ぶようなことを防ぐ必要があると考えます。自分の手の問題は常に気を付けねばならないので、手をしっかり洗いましょう程度の習慣づけだけでは不足で、練習が必要な”スキル”を身につける必要があると思います。有効な補助具、手を顔に近づけたときに注意を促すリストバンド(写真)については後述します。
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