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雷センサーとアンテナ分離装置


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 雷センサーが雷を検出すると自動的にアンテナケーブルをリグから分離し、AC電源ラインも完全に切断してリグを保護する装置の製作

 

雷センサーとアンテナ切離機

雷センサーとアンテナ切離機

【 先ずは雷検出器を製作 】

雷センサーとアンテナ切離機

 雷検出器は、秋月電子で販売されている「AS3935使用 雷センサーモジュール」を動かすことから始まり、この出力で同軸リレーを制御し、同軸ケーブルの心線・外皮とも完全に切り離すユニットを動作させます。

  

  
雷センサー

【 雷センサー 】

雷センサー

 雷センサー(写真は秋月電子のWebサイトより転載)はAM社AS3935を使用した雷センサーモジュールで、I2C-Busインタフェースで雷検出情報が得られます。これをマイクロプロセッサで処理して必要な動作をさせまます。

  

  
 信号を処理するマイクロコントローラ

ArduinoUNOとその互換ボード

【 PICでやるかArduinoでやるか 】

ArduinoUNOとその互換ボード

 使い慣れたPICでやるかArduinoでやるか悩みましたが、秋月電離のWebページに「評価用デモソフトウェア(Arduino UNO用)」があったのと、秋葉原のShigezoneに「Arduino Uno互換ボード ¥450」があったので先ずはArduinoということでプロジェクトをスタートさせました。

ArduinoUNOにブレッドボードを重ねて

【ArduinoUNOにブレッドボード】

ArduinoUNOにブレッドボードを重ねて

 ArduinoUNOにブレッドボードを重ね、まずはサンプルプログラムを走らせました。PICではCでプログラムを書いていますが、Arduinoは初めてです。

Arduino の開発環境

Arduino の開発環境

【 Arduino の開発環境を入手 】

Arduino の開発環境

 Arduino の開発環境は、https://www.arduino.cc/ から、Arduino IDE (無料)をダウンロードすることから始まります。私はこのCCドメインというところが気になって、メインのWindowsマシンの使用は避けて、予備のPCでダウンロードしてダイジョブかどうか確かめました。SOFTWARE ➡ Windows zip file ➡ JUST DOWNLOAD でダウンロードできます。(あとでわかったのですが、Windows版よりMac OS X 版のほうがコンパイルなど早い!)

Arduino の開発環境 エディタ画面

ANKER PowerCore 10000mAh PD

【 IDE のエディタ画面から 】

ANKER PowerCore 10000mAh PD

 Arduino IDE のエディタ画面からコンパイルそしてArduinoUNOのボード上のマイクロコントローラへの書込みもできます。

ANKER PowerCore 10000mAh PD

【 開発に必要なもの 】

ANKER PowerCore 10000mAh PD

 Windows7以降のPC、MacOS X 10.10以降、LinuxなどのマシンとUSBケーブル、そしてArduinoUNOがあればIDEでプログラム開発が可能です。雷センサーを接続するために、秋月電子の「Arduino用プロトタイピングボード」(写真は秋月電子のWebより転載)を使用しました。

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【Tips】Arduino の開発環境のまとめ

IC-705の外部電源ケーブル

【 Arduino の開発環境の特殊性 】

IC-705の外部電源ケーブル

 ソースプログラムをスケッチと呼び、Arduino基板に接続する基板をシールドと呼ぶ。まず最初に感じた違和感でした。次によく引っかかる全角エラーを「全角スペースはエディタが介入し入力を防いでくれる」のに感心!初心者向けに少ない記述で済むのはいいが、隠れて見えない部分に気を付けないとインクルードした関数に引っかかる。デバグ用の仕掛けが? でも、シリアルモニターを使えば、変数も丸見えになるので結構便利!なによりも500円以下でワンボード、不正コピーではない中華 Arduino。これなら購入する気になります。