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IC-9700のスピーカに無停電電源を組み込む


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 IC-9700の外付スピーカにリチウムイオン電池を使用した無停電電源装置を組み込むプロジェクトです(2019/12/20追加)

 






IC-9700無停電電源装置(UPS)にバッテリー電圧計をつける

 バッテリー電圧計を付けたくても、スピーカの前面には余裕もありません。(写真左は試作機)それよりなによりデザインを壊したくありません。そこで、リアパネルに差し込み式のデジタル電圧計を設置できるようにしてみました。(写真中)

IC-9700用無停電電源装置 IC-9700用無停電電源装置バッテリー電圧計 IC-9700用無停電電源装置バッテリー電圧計


電圧計ユニットのデザイン

電圧計ユニットの中身NA

 デジタル表示器と、φ3.5のステレオミニプラグ(このあとDCプラグに変更しました)の加工はそう難しいものではありません。問題は面構えをどうするかで、WebでLED表示がついて作品を見ると、市販されている品でさえLEDむき出しのものが目につきます。そこはなんとか格好よく・・ということで、スモークのアクリル板でベゼルを作ってみました。

LED窓ベゼルの制作

IC-9700&FT-991AM

 卓上ボール盤に、安価なXYテーブルを載せ、これまた安価なミニルータセットに付属していたエンドミルを取り付けて切り出しました。その後HOZANのバンドソーで溝の中央をカットしました。カット面はあれているので、細目のやすりの上で滑らせたあと、1000番のサンドペーパをかけました。ケースとは2液性のエポキシ接着剤でとめました。

出来上がった電圧計ユニット

出来上がった電圧計ユニット  出来上がった電圧計ユニットです。φ3.5のステレオミニジャックで接続しています。電圧計は180度回してリアパネルの後ろへ隠すこともできます。なお、この電圧計ユニットは、FT-991AM用のUPS電源装置と共通です。 このあとコネクタは仕様変更しました。
【Tips】

 電圧計を接続するコネクタからは 500mA くらいなら12Vを取り出すこともできるように配慮しました。バッテリーとの間には安全に配慮してリセッタブルヒューズを入れてあります