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銅パイプの長さは、試作の結果55mmとしました。左から14mmの位置はパイプを潰す位置、17mmは最初に曲げる点です。そして右から15mmが最後に曲げる位置です。4mm穴の位置は、曲げ加工部のRの出方にもよるので、IC-705に取り付けてマークしました
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【 パイプを切る 】
パイプはエアコン配管用のものを使いました。パイプを切るにはDIYショップでも売っているパイプカッターが安くて便利です。55mmで切りました。
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【 パイプ径を広げる 】
強度もそこそこあって加工しやすく何処にでも売っているエアコン用の銅パイプ(なまし銅管)を選びました。銅パイプの内径を、BNCコネクタの外径に併せて広げるためには、冷凍機などの配管用工具である”チューブエキスパンダー”が最適です。ちょっと専門的な工具(4万円程度)ですが、あると作業は簡単です。
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銅パイプに、BNCのロックピンをヤスリで削り取ってから、叩き込みます。ロックピンを全部削り落とさずに少し残せば回転防止に役立ちます。コネクタ部を傷めないように当て板をしてね!
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銅パイプを万力で潰します。奇麗につぶれるように万力の挟み込む板は10mmの鉄板で作りました。なお、力がはいるように、塩ビパイプでCHEATING BARを ! 使ってハンドルを延長しました。(米国の学校では禁止されています。)
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万力の当て板をRが出るような材質に変更しながら、銅パイプを万力で曲げていきます。この部分の寸法出しが作業のキモになります。専用の木型を造れば一発でいけると思います。
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アース端子に取り付ける4mm穴の位置はステーの中央にすると、アンテナが後ろへ傾いてしまいます。ステーの曲げ角度を変えれば中心にもってくることも可能ですが、取付穴を少し右に寄った位置にしました。
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IC-705のアース端子のねじは左、今回使用した飾りネジは右です。手でも締め付けられるようにしました。
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