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洋風建築25年経過のベベルサイディング周りシーリング材の打替工事をやりました。
①工事方法の記載はほとんどなく、専門業者への誘導サイト ②工事方法の記載はあっても、具体的ではなく、仕様資材や入手先に関しての記載がない。 ③工事方法は書いてあるが、キモの部分の記載はない。 ④やたら専門用語で難しい説明が続き、素人が工事をあきらめるようにしてある。 要するにお金儲けに繋がる話は業者は書かない!Hi
【シリコンシーラント表面だけの問題】 経年変化でひび割れたシール部分は、シリコン材が収縮し表面の塗装がひび割れています。見た目は悪いけれど、殆どの場合防水機能は維持されています。 これと異なり、シリコンシーラント(コーキング)材が周辺素材に密着していない・・・隙間が空いているような場合は、完全剥離してシールし直す必要があります。
【ドア周辺の部材まで交換が必要な場合】 コーキングだけでなく、モールディングが腐食されている場合は、交換が必要です。以前使っていた木材質から、樹脂製に変更しました。大規模のDIYショップであれば入手可能です。 寸法を合わせ、角を45度に切り、内装用の頭の小さな釘を数多く打って留めました。
【ドアの丁番にも錆が出ている場合】
安物の鉄製丁番もしっかり錆びていました。ステンレス製に交換する方が楽でしたが、業者が軸をオフセット加工していたため、錆びを剥がして再塗装して取り付けました。
施工前の清掃作業
【周辺部材の清掃】 シール材目地及び周辺を雑巾で水拭きしました。 これを怠ると塗料も乗りませんし養生テープも密着しません。
経年変化でひび割れたシール材目地の剥離は、いろいろな方法を試しました。これは砥石が逃げるのでNG
超音波カッターは、力も要らず表面を削れるので良いのですが、刃が小さくで非効率なのでNG
宣伝につられて購入しましたが、全く役に立ちませんでした。 NG
ここまで劣化が激しいと、全部剥離して打ち直す必要がありますね。
経年変化でひび割れたシール材目地
シリコンコーキング材を剥がす
電動ドリルドライバーに回転ワイヤーブラシ、直線部の表面だけ落とすのに良いが、小回りは効かない。
直線のコーキングが浅い部分はカッターやヘラで落とした方がはやい。
5mm径のスピンカッターで電ドルに取り付けて使用します。シーリング材を根こそぎ切り取るにはよさそうです。
VOSCHのカットソー、刃先の選択肢が多く、作業も早いため、業者も多用しています。結局、私はこれとカッターで作業しました。
コーキングする前に、シールプライマーを塗布します。シリコンシーラントを密着させるために必ず使用します。
シリコンコーキング前に養生テープを貼り付けます
養生テープを貼り付け
経年変化でひび割れたシール材目地。