|
【 サイズは単三、エネループと同容量同で30%軽い 】
1月に注文したBLUEDOT 単三型リチウムイオン電池(4本で¥1860-)が届きました。写真のようにマイクロUSBで充電可能な1.5V 1600mAh(2400mWh)のバッテリーで、重さは 1本 17.7g です。表示されている数値で比べると、エネループ(1.2V 1900mAh)が26gですので、3割ほど軽く、2280mWh(eneloop) 対 2400mWh(BLUEDOT)で容量はほぼ同じです。価格はエネループより15%ほど高いが、容量は同等で3割軽く、放電末期まで電圧1.5Vを維持できるが、電流は500mAくらいしかとれないといったところでしょうか。写真でわかる通り、電池部分と充放電制御部分が少し色が異なっているのが判ります。
|
BLUEDOT 単三型リチウムイオン電池の充電と放電
|
【 放電末期まで1.5V一定 】
1月に注文したBLUEDOT 単三型リチウムイオン電池(4本で¥1860-)が届きました。写真のようにマイクロUSBで充電可能な1.5V 1600mAh(2400mWh)のバッテリーです。何にどう使うかはこれから考えるとして、少ししらべてみました。充電は260mAで、ほんのり温かい程度、購入時の状態から約50分で充電完了。充電中はLED赤で充電完了で緑に変化しました。これを同時に充電するためには、1/2タコ足のマイクロUSBケーブルがいるなー。充電時にDCコン音がうるさい(私には聞こえない20kc付近)・・・古い表現だ
|
BLUEDOT 単三型リチウムイオン電池の出力電圧波形
|
【 やはりDCコンが入っている 】
普通の電池ならば電流が増加して電圧が低下しても直流ですが、BLUEDOT単三では流し始めると直ぐに写真のようなリップルがあらわれました。想像していた通りDC-DCコンバータが入っており、約170KHzで動作しているようです。
|
|
BLUEDOT 単三型リチウムイオン電池の電流―電圧特性
|
【 やはりDCコンが入っている 】
BLUEDOT 単三型リチウムイオン電池の電流―電圧特性を調べてみました。 通常ならば電流が増加してもほぼ一定電圧を保つはずですが、この電池では、電流の増加とともに電圧は直線的に低下しています。1A流したときに0.23V低下していますので、0.23Ωの抵抗が直列に挿入されている状態です。本当にLi-ion電池であれば開放電圧は3.7Vほどあるので、2.5Vのツェナーダイオードを挿入して電圧を低下させているような状態かと思われます。しかしこのような状態では2Aも流すとツェナーの発熱が5Wほどになり問題ですが、発熱はそれほどでもなく、2.5A流したところでシャットダウンしましたのでDCコンと保護回路が入っているのでしょうか。まあ、使えるのは瞬間的には1A,連続では500mAどまりでしょうか。
|
|
【Tips】調査結果
|
【 電流は多く必要ないが1.5Vで長時間使いたい 】
(1)電流は多く必要ない(1A以下)
(2)電圧1.5Vより低下しないほうがいい
(3)少しのリップルやノイズは問題にしない
(4)少しでも軽い方がいい
(5)移動先でμUSBコネクタで充電したい
というように、単三2本で3Vしっかり使いたい向きにいいかも。C710などハンディー機はどうかな?試してみよう。..
|