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KX3 用 内蔵Li-ion電池


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Elecraft社 KX3 にFT-817用に開発したリチウムイオンバッテリーを接続するためのコネクタ変換ケーブルを制作します。






FT-817用のバッテリーをKX3で使用する変換ケーブルを作る

 左の黒いコネクタが、KX3のバッテリーコネクタ、右の白いコネクタは、FT-817本体側に装着されているコネクタで、リチウムイオン電池から出ているコネクタを接即します。これらのコネクタは使用するケーブルが指定されていて、AWG28-26(米国ワイヤーゲージ)を使用します。この規格は、心線の太さというか電流容量を示しているらしく(ちゃんと調べていません)、心線の構成で柔軟性は変わるし、耐圧により被覆の厚さつまりケーブルの太さも変わります。単にAWG28というだけで購入すると100m巻ボビンがジャンク箱を埋めることになります。Hi

コネクタとケーブルの選定


各コネクタは、樹脂製のハウジングと金属製のコンタクトピンから構成されています。ピンとケーブルは専用の圧着工具で圧着接続されます。このピンの場合、ケーブル先端の被覆は1mmストリップしてピンへ正確に配置し圧着します。
 圧着はケーブル心線をピンに圧着する部分と、ケーブル被覆を抑え込む部分の2か所があります。

KX3側のコネクタには誤接続を防止するためにキーがあります

KX3バッテリー側コネクタ 
 KX3本体のコネクタとバッテリー側のコネクタでは、誤接続を防ぐための「キー」がマイナス側(黒線)2本の黒線の間にあります。購入したコネクタにはありませんので、エポキシ接着剤で穴を埋めて「キー」を作りこみました。また、このコネクタは、通常使用される2.54mmピッチではなく2mmピッチですので購入する時は注意してください。半田付けタイプもありますので圧着できない場合は、そちらを選ぶのも良いかと思います。
 
 

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【Tips】

 コネクタ用の圧着工具はピンのサイズに合せて購入する必要があります。メーカ指定の純正圧着工具の価格は1万円台と6万円越えの2種類必要です。 アマチュア的には、HOZAN や無名メーカの汎用圧着工具(それでも5千円近くします)を使用することになりますが、純正品が一回の圧着作業で、心線と被覆部が同時に圧着されるのに対して、2回に分けて変形具合を見ながら圧力を加減する必要があります。(それでもうまくいく保証はありませんが)