ソミーの部屋アマチュア無線看板

3000円のポケットオシロにバッテリー組込


ページ 1 / 1
前ページへのジャンプボタン 次ページへのジャンプボタン

  3000円のポケットオシロにリチウムイオンバッテリーを組込ました。 自作機器への組込用に購入しておいた品ですが、使っていないのでリチウムイオンバッテリーとUSBからの充電ユニットを組み込みました。で、何に使うかというと、これまた予定はないのですが。Hi

 






完成した DSO Shell です

3000円のポケットオシロにバッテリー組込

【 完成しパワーバンクから充電中 】

3000円のポケットオシロにバッテリー組込

 DSO Shell 200kHz (DSO150) 完成品として販売されている品です。電源は外部からの供給で 9V 120mA 程度です。これにマイクロUSBから充電できるリチウムイオンバッテリーを組み込み、単体で2時間ほど作動可能にしました。

  
バッテリーと充電基板のレイアウト

バッテリーと充電基板のレイアウト

【バッテリーは手持ちのLi-ionを利用】

バッテリーと充電基板のレイアウト

 日立マクセルの品を使いましたが、小型のリチウムポリマー を使用すれば、安価かつ入手も容易でしょう。

 バッテリー ICP382230AQS 250mAh 3.8 V
 充電基板 マイクロUSB aitendo ジャンク品 199円

 ※充電基板は、単セル用なので、オシロ基板の電源スイッチを配線を変更し、充電時はバッテリーを並列接続、オシロ駆動時はバッテリーは直列接続するように配線を変更するため、6Pのスライドスイッチを一度取り外しました。

Yokodai.JP製スポット溶接機でニッケルタブを溶接したLi-ionバッテリー

Yokodai.JP製スポット溶接機でニッケルタブを溶接したLi-ionバッテリー

【ニッケルタブを溶接したバッテリー】

Yokodai.JP製スポット溶接機でニッケルタブを溶接したLi-ionバッテリー

このバッテリーセルは、アルミ外装のため半田付けは不可能なので、Yokodai.JP製スポット溶接機でニッケルタブを溶接しました。この作業は、リード線付きのリチウムポリマーを使えば不要です。

充電基板は、LED表示が外から見えるように、導光用のビニル紐をつけます

充電基板のLED導光

 

充電基板のLED導光

 導光用のひもは、後ほど面を合わせてカット 

LED部は、採光効率を上げるために、斜めにカットしてあります。基板は両面テープと、ホットボンドで接着しました。

スライドスイッチの結線配線

スライドスイッチ周りの配線変更D

【スイッチ下のパターンをカット !】

スライドスイッチ周りの配線変更

 ページ最初の写真にあるように、一度スライドスイッチを基板から取り外す必要がありました。スイッチ下のパターンをカットするためです。

 スイッチの端子6本を完全にフリーな状態にしておいてから、OFF位置では、2個のバッテリーを並列接続し、ON位置では直列に接続して基板に電源を供給します。

配線メモ

配線メモ



 配線図、というよりメモです。CGRは充電基板出力に接続、OUTは本体基板のレギュレータ入力へ接続します、右は、パターンの半田位置ですが、左右間違えていてONーOFF逆です。実際は線対称に左右入れ替えています。
バッテリー内蔵 DSO Shell !

ELECJET APPOLO Traveller

ELECJET APPOLO Traveller

 リチウムイオンバッテリーを組み込んでいるので、外部電源無しで動作しています。今のところ、、、使い道はありません。 作るのが楽しかっただけ!?!、、、


【Tips】運用可能時間テスト+α (2019/11/29)

現在評価中 20mV,10Sec,トリガーAUTO で2時間使えるのを確認しました。充電は1時間でした。
 あ、無理してこの機種にバッテリーを搭載することはお勧めしません。この値段前後でバッテリーを搭載したポケットオシロが市販されていますので!