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【 完成しパワーバンクから充電中 】
DSO Shell 200kHz (DSO150) 完成品として販売されている品です。電源は外部からの供給で 9V 120mA 程度です。これにマイクロUSBから充電できるリチウムイオンバッテリーを組み込み、単体で2時間ほど作動可能にしました。
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バッテリーと充電基板のレイアウト
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【バッテリーは手持ちのLi-ionを利用】
日立マクセルの品を使いましたが、小型のリチウムポリマー を使用すれば、安価かつ入手も容易でしょう。
バッテリー ICP382230AQS 250mAh 3.8 V
充電基板 マイクロUSB aitendo ジャンク品 199円
※充電基板は、単セル用なので、オシロ基板の電源スイッチを配線を変更し、充電時はバッテリーを並列接続、オシロ駆動時はバッテリーは直列接続するように配線を変更するため、6Pのスライドスイッチを一度取り外しました。
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Yokodai.JP製スポット溶接機でニッケルタブを溶接したLi-ionバッテリー
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【ニッケルタブを溶接したバッテリー】
このバッテリーセルは、アルミ外装のため半田付けは不可能なので、Yokodai.JP製スポット溶接機でニッケルタブを溶接しました。この作業は、リード線付きのリチウムポリマーを使えば不要です。
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充電基板は、LED表示が外から見えるように、導光用のビニル紐をつけます
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導光用のひもは、後ほど面を合わせてカット
LED部は、採光効率を上げるために、斜めにカットしてあります。基板は両面テープと、ホットボンドで接着しました。
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スライドスイッチの結線配線
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【スイッチ下のパターンをカット !】
ページ最初の写真にあるように、一度スライドスイッチを基板から取り外す必要がありました。スイッチ下のパターンをカットするためです。
スイッチの端子6本を完全にフリーな状態にしておいてから、OFF位置では、2個のバッテリーを並列接続し、ON位置では直列に接続して基板に電源を供給します。
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配線図、というよりメモです。CGRは充電基板出力に接続、OUTは本体基板のレギュレータ入力へ接続します、右は、パターンの半田位置ですが、左右間違えていてONーOFF逆です。実際は線対称に左右入れ替えています。
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バッテリー内蔵 DSO Shell !
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リチウムイオンバッテリーを組み込んでいるので、外部電源無しで動作しています。今のところ、、、使い道はありません。 作るのが楽しかっただけ!?!、、、
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【Tips】運用可能時間テスト+α (2019/11/29)
20mV,10Sec,トリガーAUTO で2時間使えるのを確認しました。充電は1時間でした。 あ、無理してこの機種にバッテリーを搭載することはお勧めしません。この値段前後でバッテリーを搭載したポケットオシロが市販されていますので!
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