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2階のトイレの水漏れを直しました 築23年経過し問題を起こした2階のトイレの水漏れを直しました。今回学んだことは、かなり丁寧な修理に関する情報がWebにある事と、故障状況から問題個所を推定する話や部品の型番情報がほとんどない事でした。(プロは仕事のキモは明かさないようです!)
【 気がついたら”床に水が” 】
用を足してあと、ふと床を見ると、水が!!!! 何処から来たんだ?このきれいな水は?(このあと本来なら「温水洗浄便座」と表現すべきところあえて「シャワレット」と書きます。 Hi)
【 シャワレットを外し 】
シャワレットを使った後に水漏れがあったので、シャワレットの不良を疑い位置をずらしましたが、シャワレットからは漏れていませんでした。このあと電気と水を切断して完全に外しました。
【 水の接続を外し 】
止水栓で水を留めてから、シャワレットへの接続部を外します。押さえのプラを外してからクリップを外します。オーリングなので軽く抜けます。
【 水の接続を外し2 】
タンクへの給水パイプを、モンキーレンチで外します。ここは平らなゴムパッキンですのでシールテープは不要です。
【 タンクのナットを外したら 】
タンクを留めているナットを外す前に、タンク内の水は流し、残水は雑巾で吸い取ってはいたのですが、こんな具合に水が、、、、
【 タンクを固定するボルト 】
タンクを便器に固定するボルトは、タンクの底を貫通しています。ゴムパッキンで防水しているとはいえ、これは基本的に時間が経てば水漏れを起こす構造ですね。プラスチックの邪魔者がありますが、ボルトは斜めにすれば抜けました。ここのパッキンは経年劣化で指が真っ黒になりましたので新品に交換しました。
タンクを便器に固定するボルトは、タンクの底を貫通し便器側の穴を通って裏へ抜けています。水漏れの原因は、このこのナットが緩んでいることでした。中央の大きなパッキンは経年劣化で硬化していたので交換しました。結局、便座の下側にあるナットの締め付けで、かろうじてタンクの防水が保たれていたけれど、使用時の振動で少しずつきれいな水が漏れていたようです。
【 タンクを支える便器側は 】
タンクを便器に固定するボルトから漏れた水は、便器がタンクを支える部分の壁により外側には漏れず、便器の内側に開けられた穴(写真では見えない)から内側に落ちて下から顔を出したようです。中央の大きな穴はタンクからの水の通り道ですが、大きな水圧がかからないからか、防水は甘い感じですが漏れた形跡はありませんでした。
【 ここまでやったら 】
便器を床から外して、ジョイント部の点検をすべきです。 が、、、交換部品がまだ届かないので、水を汲みだしたのですが中止しました。(便器を外したらゴム製部品の交換をしなければならないので)。 それはさておき、水を汲みだすには、”カップアイスの空容器” が最適であるのを発見したことが収穫でした。
【部品価格や購入先】
このシールで、タンクの型番がわかり、自信をもってパッキンが購入できました。ほとんどの日本のメーカは問い合わせても、工務店でなけらば部品を出さない(これって日本メーカの日本国民に対する共通の対応?日本メーカでも米国内は消費者に対する情報公開と部品提供があるようです)のですが、Webではかなりのものまで見つかり購入もできます。しかし、タンク固定用のボルトで使っているパッキンは、単体では見つからず、サードパーティのボルトセットを購入しました。(実際は、Webでオーダーしたのですが、待ちきれずに近くのDIYショップで購入しました)
【購入した部品と購入先】
もうDIYで購入した部品で据え付けしてしまったのですが、Webで購入した品が届きました。Web購入時に不明だったのが、左上にあるTOTOの湯かフランジの部品構成で、75mmアダプタとは書いてあったのですが、100・50mmともに使えるのかがちょっと不安でした。こういう風に部品がばらばらに写っている写真が見当たらなかったので。もう一点、タンク固定用の部品(サードパーティ製 写真右中)のネジピッチが設置されていたTOTOの品と異なりました。
【ついでに National便座 DL-SJX10 】
修理完了 ! と思ったら、 National便座 DL-SJX10 のビデ機能が不良。ついでに直しました。この修理情報は、YouTubeにありました。「DL-SJX10 ビデ 動作不良」で検索するとみつかります。TKS どこまでやるか?・・・スンナリ動くようになるまでカルシウムを落とします。こんなふうに
【 しかし、この便器、設計ミスでないの ?】
タンクから水が漏れたら、何故、便器内に逃がさないんのだろう?不思議だ!