テプラ 2 / 2
DIYページで一番参照が多いのはテプラ修理です。
印字のドット抜けは電源基板の電解コンデンサ交換と積層セラミックコンデンサ修理で元通りになりました。
クーニングテープを走行してもこの状態になった故障を、今回修理しました。
①ケースを外し ②コネクタを抜き ③手前にある基板を取り外します ④ 奥にある基板をはずします。 元通りネジを取り付けられるよう記録をわすれずに!
電解コンデンサを日本製新品に交換
私は、ESRで異常を示さなかった電解コンデンサも、この際ですから交換しています。
アルミトップが膨れている品もあれば、足元に液漏れがあり基板まで腐食している重傷の電解コンデンサもあります。また、温度を上下させてESRを測らないと問題に気づかない電解コンデンサもあります。
積層セラミックコンデンサの修理
アマチュア無線の交信を聞いていると、積層セラミックコンデンサの要領が電圧に依存することに気が付いたOMがいましたが、それだけではなく、古い表面実装の積層セラミックコンデンサは、数年で吸湿・劣化する事が頻発します。直し方は、最新のものに交換するのが一番ですが、半田ごてで少し熱してやるだけで結構回復します。数年後にはもう一度という事になるでしょうが、取敢えずは治ります。