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UV-C領域の紫外線を測定する装置を作ります 特別なフィルタを使うのではなく、特性の異なった2種類の紫外線の差分をとって可視光を除外して近UV領域の紫外線量を測定するのがトレンドのようで、秋月電子からも「S-5420使用 紫外線センサモジュールキット」という形で入手可能です。
【 紫外線測定器の概要 】
(1)エイブリックのS-5420を使用(2)差分での検出波長は220nmから500nm(3)この領域の紫外線を電圧で出力、LCDに表示する(4)紫外線測定器と比較して、μW/cm²で表示する 以上を念頭にコントロールプログラムの開発しました。 写真は、普通のLED懐中電灯の光をセンサーに充てた状態です。左側の数値は300nmから1000nmに感度を持つ紫外線PDの電圧(mV)で、右側の数値が200mmから500nmに感度を持つ紫外線PDの電圧です。数値はmVで、まだμW/cm²に換算していません。
【 UVライトの値 】
写真は、紫外線硬化樹脂の工作に使用するUVライトの光をセンサーに当てた状態です。上の写真に比べて、右側の近紫外線領域の数値が大きくなっています。2行目のバーグラフも右に伸びています。
【 ブレッドボードで開発も簡単 】
Arduino --接続-- Device +5V LCD +V A5 LCD SCL A4 LCD SDA GND LCD GND +5V S-5420 VIN NC S-5420 +3V GND S-5420 GND A0 S-5420 HOUT A1 S-5420 LOUt NC S-5420 VREF
【部品価格と購入先】
S-5420 紫外線センサモジュール(写真) 秋月電子 ¥1,100 Arduino UNO Rev3 秋月電子 ¥2,940 I2C接続小型キャラクタLCDモジュール 秋月電子 ¥550 Arduino用プロトタイピングボード 秋月電子 ¥1,100 ブレッドボード・ジャンパーワイヤ 秋月電子 ¥180
【ここまでは開発環境です】
これはArduinoを使い始めて2作目の作品です。スケッチは次のページにあります。