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 MacBookAir用のHUBを修理しました。

 






あれ?直る場合も、が多発

 (1)接続したMacBookAiのバッテリーが”充電停止中”多発。
 (2)有線LAN接続ができない。
 (3)USB SSD 接続が切れる場合がある。

PowerExpand Elite 13 in 1 Thunderbolt 3 Dock Mode A8396 の分解と基板取り出し 
MacBookAir用のAnkerのHUB PowerExpand Elite 13 in 1 Thunderbolt 3 Dock Mode A8396    4年ほど使っているMacBookAir用のAnkerのHUB PowerExpand Elite 13 in 1 Thunderbolt 3 Dock Mode A8396 を修理しました。一番苦労するのは、蓋の取り外しです。
PowerExpand Elite 13 in 1 Thunderbolt 3 Dock  

 底面のゴム板を剥がすとネジが4本現れます。接着剤はかなり強力ですが破けないで剥がせました。4本のネジが見えるようになりますが、ANKERロゴのある側にあるねじ2本を外し、LANコネクタ脇の小さな四角穴から細い棒で押すと、パネルは少し浮き上がりますのでそこから接着されたパネルを引き剥がします。パネルに差し込むときにステプラ―取りを使いました。

PowerExpand Elite 13 in 1 Thunderbolt 3 Dock  

 ①ケースのねじ2本を外し ②ネジがあった側を持ち上げ ③反対側のはめ込みを外し ④ ねじ3本を外して基板を取り外します ⑤奥の基板とはコネクタ接続なので簡単に外せます 
 元通りネジを取り付けられるよう記録をわすれずに!

できれば電解コンデンサを日本製新品に交換 

PowerExpand Elite 13 in 1 Thunderbolt 3 Dock  

 ⑥奥にある基板(電源部分はここにあります)をはずします。

PowerExpand Elite 13 in 1 Thunderbolt 3 Dock    

 内部が高温になるとはいえ、電解コンデンサは105℃品ですから、私の場合は交換せずに済ませました。表面実装の電解コンの交換はちょっと大変です。(基板をベークして取り外しやすくしながら、半田付けを外す・・・)しています。

積層セラミックコンデンサの修理

PowerExpand Elite 13 in 1 Thunderbolt 3 Dock  

 古い表面実装の積層セラミックコンデンサは、数年で吸湿・劣化する事が頻発します。直し方は、最新のものに交換するのが一番ですが、半田ごてで少し熱してやるだけで結構新品に近い状態に回復します。数年後にはもう一度という事になるかもしれませんが、取敢えずは治ります。表面実装の積層セラミックコンデンサで容量の大きそうなものから片方の半田へこてを数秒あててやります。(こてを当てすぎると半田が外れてしまいます、竹串か何かで押さえておくといいかも)

 
【Tips】

  今回は電源基板の積層セラミックコンデンサを半田ごてを当てるだけで問題は全て解決しました。蓋があいているうちに他のコンデンサも手当てできるといいのですが。