【 WITRN Upgrade 3.3.exe を使用 】
ちょっと複雑なので、先ずは作業の概要を頭にいれてください。 改定2021.01.07
【準備】
転送ソフトを起動しPCからケーブルに任意電圧選択ファームウェアを転送する。この時点ではケーブルに電圧は設定されていない。
【設定読込】
ケーブルを充電器に差し込み、充電器が出力可能な値を読込ませる。これでケーブルが電圧設定可能範囲を知ることになる。
【設定書込】
ケーブルを書き込み基板に戻すとPCで電圧設定可能状態になるので、13.8Vを設定しケーブルに書き込む
ステップは(1)から(11)まであります
(1)WITRN PDファームウェア転送ソフトV3.3起動 (ダウンロード情報は一番下のTipsにあります)
(2)『Brower』(何語なんだろうBrowseかな?)ボタンを押し、任意電圧選択のファームウェアを選択し開く
(3)選択したファイルが表示されPDC002用とメッセージが出る
(4)ケーブルを書き込み基板のUSBジャックに挿入する
(5)書込み基板をPCに挿入すると最下行がCONNECTED になり、このケーブルのFonfig状況が表示される。(通常この状態では電圧設定はできないが、もし(8)のように表示されたらこのケーブルは既に13.8Vに設定済)
(6)『Upgrade』ボタンを押すと任意電圧選択ファームがケーブルに書き込まれる。この状態では任意電圧が設定可能になっただけ。
(7)基板とケーブルをPCから外し、ケーブルを使用するPPS対応充電器に差し込む。このときLEDが何回か点滅し数秒でケーブルに使用可能な電圧が伝達される。<赤色LED点灯>
(8)再度基板にケーブルを差込PCに装着すると、今度は一覧に3.3~20.00Vが表示されるので、プルダウンメニューから3.3~20.00Vを選択する。ここで右の窓に設定電圧が入力可能になるので13.8を入力する。
(9)電圧値に13.80が表示された状態で『Config』ボタンを押すとConfig successfuly!と表示されケーブルに電圧が設定される<青LED点灯>
(10)『OK』と押して窓を閉じ、『Upload』ボタンを押すと設定した値がPDC002ケーブルに転送される。(※これは不要だったような)
(11)作業終了です。さきほどの充電器に接続すると13.8Vが得られます。<青赤LED点灯>
重要:プログラムしたケーブルは、電圧設定を読込んだ充電器のみで設定した電圧が有効になります。これ以外の充電器(パワーバンク)に接続すると、設定した電圧値は無効になり単に5Vを出力する普通の5Vケーブルに戻ります。<赤LED点滅~点灯>(これは安全を考慮しての仕様のようですが、再設定が必要になるのは困る)
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