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iPad で HamLog を利用する


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 日本でハムログというとTurbo HAMLOG が有名ですが、iPad や Mac の App Store で "hamlog" を検索すると Pignology,LLC社の HamLog がヒットします。HamLogは、 iPad/iPhone で利用するログソフトで、同社のハードウェア Piglet からWiFiで FT-817/KX3 にワイヤレス接続します。(Jan.2017)

 






HamLog(iPhoneアプリ) と Piglet(リグをWiFiで接続)について

iPadとFT-817でハムログを使う写真クリックで拡大

【FT-817ND とiPad でハムログ】

 HamLogは、iPadやiPhoneとリグを連携させ周波数やモードなどを自動的に記録するログブックアプリケーションです。FT-817とPIGLETはケーブル接続、iPadにはWiFiで繋がります。この状態でHamLogを使用する事も、iPadからFT-817を制御することもできます。PIGLETには7V~15Vの電源供給が必要でFT-817共用することもできますが、今回はリチウムイオン電池18650を2本直列接続したものを使用しました。(写真ではiPad mini を使用しています)

iPadとKX3をPIGLETで接続写真クリックで拡大

【 KX3 と iPad でハムログ】

 HamLogは、iPadやiPhoneとリグを連携させ周波数やモードなどを自動的に記録するログブックアプリケーションです。KX3とPIGLETをケーブル接続しWiFiでiPadに繋がっています。この状態でHamLogを使用する事も、iPadからKX3を制御することもできます。PIGLETには7V~15Vの電源供給が必要です。電源はKX3と共用することもできますが、今回はリチウムイオン電池18650を2本直列接続したものを使用しました。(写真ではiPad mini を使用しています)

iPhonでHamLogを使用できるPIGLET

 Piglet (V3) $99.99

 KX3 Serial Cable $14.99

 

 PIGLETは、FT-817やKX3からのシリアルインターフェース信号をWiFiで iPad と送受信するためのハードウェアで、http://pignology.net/ より購入可能です。(2016年12月時点の価格)このほか送料が $96.50 かかりました。HamLogは、アップルの App Store から、iOS版もMac版も\120-でダウンロード可能です。表記は英語ですが、住所など日本語も入力でしました。Android版やWindows版もあるようですので調べてください。

PIGLET本体と電源ケーブル

 クリスマス真っ最中でしたが PIGLET は丁度2週間で家に届きました。

取説一枚無く、すべてはWebから資料をダウンロード!(これでいいのだ)

 まず、困ったのは電源ケーブルの極性! 逆接保護が入っているとはいえ、ケーブルに白線が入っているほうがプラスが常識とはいえ、、、、これ以外は、Webマニュアルに書かれている情報で全く問題なくiPadに接続することができました。

 

FT-817、KX3をPIGLETに接続するためのケーブル
KX3用接続ケーブル

 

 FT-817の場合は、Yaesu純正品の CT-62(D-SUB9ピンCATインターフェースケーブル)を使用します。しかし、このケーブル、ミニDINコネクタこそモールド品ですが、D-SUB9ピン側は自作品と言っても通じる仕上がりで、Pignology,LLC社から購入したシリアルケーブル(下の写真)では指先で締められるD-SUB9ピン固定用のネジもYaesu製ではドライバーが無いと締められない! (箱には VERTEX STANDARD CO.,LTD. とありました)

KX3用接続ケーブル

 
 KX3用には、Pignology,LLC社から購入したKX3用シリアルケーブルを使用しました。

 Elecraft社のKXSRE(追加用RS232Cケーブル)のほうがプラグがL型なのでよいと思います。
KX3本体にはシリアルケーブルが付属していますが、USBインターフェースのためにPIGLETには接続できません。

PIGLET の電源要件

PIGLETの電源接続  前モデルの電源コネクタには AndersonPowerPoles が使われていましたが、現在はEIAJ極性統一の外径2.35mm コネクタ#1での接続になっています。初期モデルは "Pigtail"という名称でバッテリー内蔵でしたが、次第に小型簡略化されてきたようです。アンダーソンコネクタでは赤・黒で極性が識別できていたのに対して本品はケーブル接続で、ケーブルに白線がプリントされているほうがプラス側です。(マニュアルを見ても書いてありません。)以前のモデルが5.5V~15Vの電源対応であったのに対し、このモデルでは保護用のダイオードを加えたためか7V~15Vに変更されています。写真の18650リチウムイオン電池(3.7Vx2 保護基板内蔵)で動作させました。
User Guide では、 Power consumption Connected: Idle: 50mA TX:180mA

【Tips】

"HamLog" と "TURBO HAM LOG" HamLog は、どちらが良いのか。それは、Pignology,LLC社の HamLog のページにあります。

"HamLog" は移動運用に適しており使用後はHamLogのデータを、主たるログソフトに移すか印刷して"紙"のログにせよとあります。