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ビルトイン型クリンスイの止水栓修理に関する情報は、Webで「クリンスイ 止水栓」を検索すればたくさんヒットします。ここでは私の失敗例とほかで見つからなかった情報を紹介します。(June2017)
【 止水栓を分解するときのポイント 】
(1)ねじはすべて普通の右ねじ
(2)止水弁を構成する部品を、本体内部に落とさないように注意 普通は分解しないと思いますが、止水弁の中には部品がいくつかあり、 白いゴムリングで押さえられています。 このリングがクリンスイ本体の中にくっついていた場合、放射線マークのような 部品が本体の中に落ちる可能性があります。落とした場合は、天板に留めてある クリンスイ本体の全パイプを外し、本体を逆さまにしないと取り出せません。 (3)増し締めしても「ポタポタ」は直らない。 部品は安価なので、用意しておいて一気に交換するのが一番!!!
【 交換部品について 】
(1)(株)カクダイ 070-001クォーター上部(R) をWeb通販で購入します。<1.2K円程度>
(2)青色のプラ部品は、オリジナルの真ちゅう製に交換する必要があります。
【 止水栓は、大きなロックナットで緩まないようになっています】
ロックナットを外してから、止水栓本体の六角を緩めて外します。
【 真ちゅうの六角のアダプターは、取り外して 】
指先で摘まんで引っ張っても抜けませんが、プライヤーなどを使えば簡単に外せます。
購入した品の青いプラ製のアダプターを真ちゅう製のものに交換します。
【 止水栓は、それほど強く締め付けなくても大丈夫 】
強すぎるとレバー操作が重くなってしまいます。
止水栓を外すとこんな状態に
【 もし、白いリングが写真のように付いてこなかったら 】
クリンスイ本体内部をライトで照らして白いリングが見えれば、内部に落とさないように取り出します。
取り外した止水栓内部に、セラミック部品が2つあればOKです。
※万一、部品を内部に落としたら、「放置した方が、ものすごーく 楽です」
クリンスイへの給水停止!忘れずに