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東芝DyanBook TX2513CMSW の HDDリカバリー
----- ドライバの入手方法 ------
東芝 DynaBook TX2513 の ドライバについて April15 ,2009 メモ
本機は、ハードディスク内に、リカバリー領域を有するため、
ユーザ自身が、
それなりの努力をしてCDにバックアップしなければなりません。
しかし、ほとんどのユーザはこの作業をしておらず、HDDが死亡したときは
HDDを交換しても、自力では修復不可能となり、Web上でも質問が出ています。
=== 東芝の日本人ユーザに対する姿勢 ===
東芝サポートに問い合わせても、東芝に修理を依頼する以外、本機を救う
途を日本人には用意されていないことを告げられます。
Webでは、リカバリー用のCDメディアを購入出来た話がありましたが、私の場合
東芝サポートからそのような話はありませんでした。
東芝のDyanaBookは、そのサポートについて最高の評価を与えられている米国では、
すべてのドライバー類はWebからダウンロード可能になっています。しかし、日本では
直近のアップデート版のみが提供されているだけで購入当初からのLANやサウンド、
ビデオなどのドライバー類は一切提供されていません。
日本国内では、米国のようなサポートはしていないというのが、東芝サポートの
公式な見解でした。 ソフトウェアのライセンスを保有するにもかかわらず、ドライバーや
修理に必要な情報が公開されていないため
自分で修理
することは出来ません。
このような東芝の姿勢に対し、今後、東芝製の機器は購入しないよう注意して
いきたいと考えています。
※ 製品仕様書一つとってもその差は歴然です。<日本版> <米国版>
= 米国サイトの仕様書は、Detailed Specs タブ(2つある)を開いてみてください。
=== ドライバーの探し方 ===
前述のように、米国のサイトでドライバー類は提供されています。
http://www.csd.toshiba.com/cgi-bin/tais/support/jsp/home.jsp#
しかし、日本で売られているDyanBookの型番と米国での型番が異なるため
目的を達するためには、多少の努力が必要になります。
TX/2513CMS を例に、その手順を示します。
(1)DynaBook本体裏面のステッカーから、
Model Number Satellite A50 System Unit
Model No. PSA50N-02G00Z
を読み取り、これを手がかりにUSのサイトを調べます。
(しかし、これを裏面ラベルに表示するなら、きちんとサポートすべきだと
思いませんか?それとも、コナンよろしく推理を楽しませようという配慮?)
(2)東芝の米国ウエブサイトの テクニカル・サポートページ
http://www.csd.toshiba.com/cgi-bin/tais/support/jsp/home.jsp#
で Download タブから、ページを開き、「Laptops」 「Satellite」 を選択し、
(問題はここからだが) A50が見あたらないので、 とりあえずこれぞと思う
型番を開き、調べることになります。
A55-Sxxx を開く・・・・・。
xxx部分は最終的には306を選択しましたが、具体的には、次のようにして見つけました。
(3)ダウンロードページの「Detaild Specs」タブにスイッチし、TX/2513CMSに近い物
(販売時期・CPU・外見・もろもろ) 見つけていきます。 <米国版>Download
日本のサイトと異なり、実にきちんとSpecが記述されています。東芝は日本の
ユーザを馬鹿にしているとしか思えませんね。
紙面の右肩にある「Part Numbers」に 「PSA50U-03T02E」とあるので、
上記の「Model No. PSA50N-02G00Z」に近いことが発見の目安になります。
(50NのNはNipponで、UはUSか?)
Specsの2ページ目には、マシン外観のイラストもありますので、これが一致している
とかなり安心できますね。 まあ、少しくらい外れたところで、使っている石が同じなら
高い確率で動くでしょう。
(4)ここで、ページのタブを「Dowonload」にスイッチすると、5ページにも及ぶ、発売当初
からのBIOSやドライバ類がダウンロードできるようになっていました。
必要なドライバをダウンロードし、フォルダー内で展開しておきます。
(5)インストーラの付属している物もありますが、間違ったドライバを入れる可能性もあるの
で、インストーラを使わずに、ディバイスマネージャから、ドライバの更新を行いました。
☆なお、交換した東芝製HDDは、PCをメーカ修理に出す際に必要になりますので、
捨てないで保存しておくことをお勧めします。
純正のHDDではないものが装着されていると、修理できないと言われます。