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FT-817用アンテナグリップの開発


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RMH8B用コネクタグリップ (リアM型接栓編 1/3)

FT-817リアパネルにあるM型接栓にダイヤモンド社製 RHM8Bを接続し自立させます

コネクタ構成
RHM8BホイップアンテナにL字M型コネクタを接続した状態の写真です。

L字M型コネクタにM-BNC変換アダプタを入れて、RHM8BのBNCコネクタに接続しますが、当然、この状態では機械的強度が足りず運用上相当の注意を必要とします。

一番のウイークポイントであるBNCコネクタ部に外骨格を与え補強しようというのが今回の取り組みです。
RHM8BホイップアンテナにL字M型コネクタを使用してFT-817に接続したところわずかに傾いています。 BNCコネクタ部分を補強すると、ほぼ目的は達せられますので、この方法で試作を進めます。
 上の写真は塩ビパイプとアンテナの隙間をプラ板で埋めていますが不格好なので試作2号で改良しました。

 きれいにホイップが立つような、L型のMコネクタを見つけることから始まります。コネクタのかみ合い位置が悪いと上の写真のようにアンテナは傾きます。

L字M型コネクタ 3種類の写真で、かみ合わせの突起位置がわずかに異なっています。

 オス側のコネクタには数か所突起があり、メス側とかみ合います。この突起の数と位置は、コネクタによりバラツキがあります。一番左はAMPHENOLで突起4箇所ありますが、他の品は2か所しかありません。

 今回の用途としてよかったのは秋月電子で購入した一番右側の(安い)物でした。 2015.02.20秋葉原のロケット店頭でも、突起位置の異なるL型Mコネクタが沢山ありました。この突起位置は、加工時にテキトーに決められているような。。。

補強パイプを探す


アンテナからBNC-M変換プラグまでの寸法をメモしました。 支えることのできるアンテナ部は 直径16mm で、Mコネクタ部は直径18mmです。塩ビパイプの異形ジョイントなどをいろいろ購入してみましたが、そのままで使用できる素材は皆無でした。そこでTS13S ジョイントを採用し加工することにました。 修正2015.04.26

外径18mm TS13S 塩ビパイプジョイント

【材料】外径18mmの塩ビパイプ同士をつなぐための TS13S継手(外径は24mm, 内径は18mm, 価格は30~70円でした。)
 内径はパイプをしっかりジョイントするためにテーパになっているので、Mコネをしっかりグリップしてくれます。
右は外径加工品(後述)加筆2015.04.26

 塩ビパイプの片側をどうやって16mmにするかが課題でした。2015.04.2加筆 また試作2号では、ちょっと値は張りますが塩ビ色は黒色に変更しました。

 
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